思いつくまま、気ままに。

思いつくまま、感想を書いて、らくがきを描く。それだけ

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世戦 男子SP

女子の神演技大会と比べると、かなり波乱万丈?

何か試合の女神から見放されたような雰囲気すら感じる

苦々しい試合になってしまった感じ。

 

個人的に一番印象的だったのはドイツのリーバイス選手。

彼にはいったい何があったんでしょうか…T_T

大ファン、というほどではなかったんですが、

この日のために相当自分を追い込んできたであろうに、

あんな演技しかできない…ということが実際にあるんだな、と思うと

ほんと気の毒。本人のボー然っぷりが痛々しくてたまらなかったですT_T

 

コフトゥン選手もそんな感じでしたよね。

まさに遭難、という感じ。

ずっと努力してがんばって来てても自分でもどうしようもない不運、って

あるのかなとしみじみしてしてしまいました…。

 

小塚くんとかね。無良くんとかね…。

無良くんなんて点数も下げられすぎて…T_T。でもミスはミスだしな…。

2回もすっぽ抜けたコフトゥン選手より低いのは、

コフトゥン選手がいちおう4回転サルコウは跳んだからだろうか…。

無良くんの無念さを思うと、もう気の毒でしょうがないよ。

 

テン選手とかさ、あのOPがなかったらもうちょっと演技がまとめられたはず。

でもあのアクシデントもインタビューでは前向きにとらえていてさすがでした。

でも、あれも不運だよね。

 

んで羽生選手ですが^^;。

彼はバレエを習った方がよいのではないかな?

上半身の動きがちょっとガサツでしたね。

曲の雰囲気を考えると、もうちょっと柔らかく演技した方がよいように思います。

ただ、あの演技でも、高得点が出てしまうので、

こういう部分にこれ以上努力をするかちょっと不明ですね。

 

やっぱさ、ジャッジに点を出してもらえない、という結果から

じゃあどうしようか、もっとこういう部分を努力しようか、

もっとこういうところをレベルアップしようか、と試行錯誤を始めるわけです。

自分の演技を冷静に振り返る努力をするようになる。

自分のマイナス点を見つめる作業を始められるわけです。

 

真央ちゃんなんて、本当にジャッジにいい点を出してもらえないから

ありとあらゆる努力をたくさんしたわけですよ。

だからこそ、人の心に訴える、心のこもった演技ができるようになった。

やはり評価してもらえるまでの散々の苦労があったから、

細かいところにまで行き届いた質の高い演技ができるんだよね。

 

羽生くんはちょっと、そういう意味ではまだまだ粗い。

今日は特に上半身の演技にそれを感じましたね。

彼の不幸は、それでも点が出てしまうこと。

彼はこれ以上、そういうところへの努力はもうしないだろう。

そんな努力をしなくても勝ててしまうから。

 

ジャッジが選手を育てる、というところはすごくあるだろうなと思う。

彼なら、彼の才能なら、もっと質の高い演技ができるはずなんだけど、

点が出ちゃうからもうそういう質の向上は望めない。

今後、彼にはもう、

人の気持ちに訴える、人の心をとらえる演技をすることはできないのではないか、

そんな気がする。

多分、そういう才能はホントはものすごく持ってると思うんだけどな。

非常にもったいない。もっと彼には苦労をさせるべきだと思う。

苦労を乗り越えて評価を勝ち取る気合が、彼には足らない。

だから演技もイマイチ迫力がない。

 

彼の今日の演技を観て、ますますキムヨナに似てきたなと思う。

アレ、オーサーコーチのカラーなんですかね。

なんかね、上っ面っぽいんだよな。

オーサー門下生は総じて、情感が足らない。

でも、ナム君とかフェルナンデス選手は上手にやってる気がしたので、

羽生くんの点の出し方に問題があるのかなとも思う。

もったいないなあ。彼は逸材だと思うんだけどな。

もっともっと、彼のいい演技を観たかったと、高得点を見るたびに思う。

たぶん、フリーでそこそこミスがあっても点が出て優勝しちゃうんだろうね。

何をやっても高得点。本人もむなしくならないかな。

だんだん慢心してきて、演技の質が落ちるだろうなと思う。

今すでにその兆候が見えている。

もったいない。彼はもっともっといい演技ができる才能があるのに。

 

明日のフリーは順位は気にせず観るようにします。

もう今までの経験で、そういうクセが身についちゃったけどね笑。